戯言

30代サラリーマン、漢が好きなこと…車、音楽、ギャンブル、酒、遊び等々を中心にリアルに書きます

サマソニ レビュー アリーナから見た真実 2011-2012年

2011年

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Hollywood Undead

初出の2年前とはリードヴォーカルが変わり新しいアルバムを出したタイミングでの出演
 
2年前に比べて安定感が出て多少マシになったけれど、セトリが微妙
もっと上がる激し目な奴を揃えれば良かったのに
死に損ないと自称する割にはハートウォーミングな内容 違うって
 

Zebrahead

みんな大好きゼブラヘッド兄貴
AnthemとかPlaymate of The Yearとか鉄板ソングはもちろんのこと下ネタ満載でヘッズのハート鷲掴み
アヴリルのGirlfriendのカバーなんかもやって抜群に楽しいステージでした
  

マキシマムザホルモン

ヘッドライナーでレッチリが出るから対策で上原が赤パンを履いていた
気合い十分
正直かなり浅くしか聞いてなかったけれど
(予習したアルバムはぶっ生き返すのみ)
気がつけば首を振ってる自分がいた
 
亮君は想像していたのより遥かにクリーンボイスだし、対照的にダイスケはんはデスボイスがよく出てる。ナヲは恵体を生かしてのパワフルさを持ち合わせてるし、日本代表のラウドロックも悪くないと思えた
 
メガラバは大合唱でした 
 

X JAPAN

ジャパニーズロックシーンで存在が偉大すぎてもはやギャグな領域にいるX
 
一曲目終わっただけで「日本暑いね」ってステージに座り込むYOSHIKI様がいたり
新旧織り混ぜながら展開するなかでのYOSHIKI様のMCがあったり…
 
YOSHIKI様 said
「hideを亡くして、Taijiを亡くして、震災で多くの人が亡くなって…」
「亡くなった人に捧げたいと思います。みなさんも祈って下さい」
「ヴォグトォォォォ(黙祷の意)」
 
不謹慎ながらも笑ってるヤツがちょいちょいいた。自分もその一人です。すいません。
YOSHIKI様の御言葉があまりにも激情迸るもので、反動で笑ってしまいました。スイマセン…

Toshiの出なくなった高音も聞けたし、Sugizoさんは相変わらず美しく十字架を背負っているようだった。
PATAくらいになるとモニターに映るだけでみんなを笑顔にしたし、HEATHは相変わらず空気感を出すのが上手かった。
 
みんな食い入るように一挙一動を監視していたし伝説が生まれる瞬間を目撃したかった。
 
欲しかった「紅ダァァァ!!」も見れたし、「イアイダー(気合い入れろの意)」も見れた。
 
ラストはYOSHIKI様の発声する
「We Are」に対する「X」の掛け合いで幕を閉じた
 
生ける伝説そのものであり、もはや存在自体がギャグなX JAPAN
 
闇鍋的な魅力を持つサマソニにおいてもひたすら劇物のような臭気を放っていた
 
意外だったのは黒ずくめの女達が意外と少なかった事
 
たかだか7 8曲聞いただけなのにその後X JAPANブームが個人的に訪れました。
 

Red Hot Chili Peppers

みんな大好き、レッチリ。つかもはやホッチリ
元々人気があった所でデスノートの主題歌にも起用されて、アルバムを出したタイミングでの来日、サマソニ参戦
 
演奏開始前からアリーナで押し合いが始まり、By the wayで幕を開けた瞬間猛烈なプッシュに襲われた
もはやモッシュとかダイブとかする余地もない、乗車率300%の京王線を遥かに凌駕する込み合い方
息をするのも苦しい。暑い、重い、臭い
レッチリくらいの存在になるともはや何を演ってもヒットメドレーだし、同時に何を演っても批判がつきまとう。
 
フルシアンテ伯亡き後でもジョシュがしっかりレッチリ節を聞かせるし、アンソニーは相変わらず消化試合的なビジネスライクな歌い方、フリーも相変わらずだ
 
しかしあまりにもアリーナは混みすぎてた。朝から酷使した身体にも限界が訪れて、目当てだったOthersideを聞いてマリンの外に出てしまった。
 
すると夜風が気持ちいいこと。
終盤に向かうに連れてファンク寄りのセトリで初期に寄せてくる感じだった。
こんなホッチリの聞き方も悪くないなと思ってたらすぐに音が鳴り止んで花火が上がってしまった。
 
この年のマリンはアゲ方の上手いバンドが多かったからか悔しいけどレッチリ完走まで持たなかった。
 
楽しくても改めてペース配分と水分が必要なのだと感じた。
 

2012年

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Lostprophets

元々好きで良く聞いていたが、ボーカルの人が登場した時に想像よりもはるかに小柄で華奢な体型に衝撃を受けた。
さながらhydeショック158!

華奢なせいかヴォーカルが弱すぎる。スクリームやシャウトは筋肉隆々なベースの人が担当してたし
 
RooftopsもLast Train HomeもBurn BurnもShinobi vs Dragon Ninjaもカッコイイんだけど声が出てないから萎える
 
どんなイカしたリフを刻んでも、どんな素晴らしいコーラスワークでも結局はメインヴォーカルが弱いとショボく感じてしまう。
ロスプロだけじゃない。どのバンドもそう
 
余談だが、ヴォーカルのイアン ワトキンズは
ゲイかつロリコンかつ獣姦好きな生粋の変態野郎 懲役35年を喰らって服役中
バンドも2013年に解散している
実は179cmと小柄ではないが間違いなく詐称している ダブル役満クラスの変態野郎
 

吉井和哉

のっけからイエモンの楽園で始まり痺れた
もしかしたらこれはJAM歌ってくれるかもしれないと予感
途中でどしゃ降りの雨が降ったと思ったら雨がピタッと止んでラストにJAMを演奏
 
JAMのチャーチが鳴った瞬間歓声が上がり涙腺を刺激する
炎天下と突発の雨のせいで客は少なかったけどみんな歌ってた
やはりイエモンとしての吉井さんが見たいんだよな。
 
煩悩コントロールとかも良かったけれどやっぱりJAM!
これを聞けただけで、もう帰っても良いとさえ思えた。
 
JAMが鳴り止んで促されてステージの反対側の空を見ると虹がかかっていた。
 
冒頭の楽園から途中のどしゃ降りから最後のJAM、そして虹まで…
正直出来すぎた演出 素晴らしかった
 

Franz Ferdinand

正直JAMの余韻が強すぎて然程見てない
Green Dayの為に体力残しておきたかったし
 
最後みんなでタイコ叩いてたなーくらいの印象
 

Green Day

この日の大トリGreen Day
ビリーがパワフルすぎて圧倒される
小さな巨人のようで、背丈よりも何倍も大きく見える やはりキャリア長いバンドは見せ方が上手い
2000年代初頭のパンクブームもあって第1回のサマソニヘッドライナーを勤めた彼らが13回目もヘッドライナーを張るのに相応しいパフォーマンス
 
客が欲しがるヒットナンバーはもちろん全部やってくれる

Baskets CaseとかMinorityとか往年の名曲は言うまでもなく素晴らしい 自分も何度か宙を舞った
 
そして21st Century Brakedown収録曲が結構ライブ映えするのに驚いた
CDで聞くのよりも遥かにカッコイイ
 
Green Dayのライブ力の高さはもの凄い
歴代見てきたバンド、アーティストの中でも上位に入る完成度
 
スタンダードなパンクよし
ミディアム曲よし
バラードよし
 
流行り廃りの中で忘れがちだけどGreen Dayは超カッコイイ優良バンドだ
 
次の来日はいつになるのか…